CAD作図で十分に発揮できる機能を無料で利用できる2次元汎用CAD Jw_cad、特長ある機能のひとつ、マウスの左右ドラッグに割当てられた特殊操作でCAD作図ができる、大変便利な機能がクロックメニューです。
1. 右AM4時
クロックメニューで作図の訂正、機能選択の誤りは、右ドラッグAM4時方向で「戻る」を選択。
作図実行中、誤って消去した図形や、メニュー選択等に誤りがでた場合など、右ドラッグAM4時方向にマウスカーソルを移行、一歩手前に戻って再度やり直しができます。
AUTOモードから他コマンド、「線」、「矩形」、「円」、「範囲」、・・モードなどに移行した時の表示になります。
※仮表示は、左ドラッグ、右ドラッグ(左、右、何れかのマウスボタンを指で押したまま)で、時計の時間方向にマウス(マウスカーソル)を移動し、マウスボタンから指を離す動作。
※(L)左クリック・・・確定 または、コマンド実行時は、free(任意点)、左ドラッグ・・マウスの左ボタンを押し続ける。
※(R)右クリック・・・コマンド実行時は、Reed(読取り点)、右ドラッグ・・マウスの右ボタンを押し続ける。
※仮表示中は、クロックメニュー、左右ドラッグAM・PM24コマンドが選択可能。
※仮表示中は、(L)(R)指示確定なければ、左ドラッグ、右ドラッグ、何れも可能。
左ドラッグAM、PM1時、または、他モードの選択から左ドラッグAM2時に切替えることもできます、モード選択時、他モードなどが常駐している場合は、一度、仮表示中に左ドラッグ「線・矩形」切替えしながら、再度、左ドラッグAM1時を実行する必要があるようです。
※ Jw_cad (JWW) 711で作業中の動作確認、モード実行中のコマンドの全てを確認している訳ではありません。
2. 「線・矩形」切替え選択 左ドラッグAM1時
線、矩形、円コマンド選択時。
①.作図ウィンドウの一点で、左ドラッグ1時方向で、自由(free)な「線・矩形」モードのAMコマンドが仮表示されます。
左
左ドラッグAM1時方向で、任意点から「線・矩形」を選択、線仮表示の時、再度、左ドラッグAM1時方向で矩形の切替え選択ができます。
左ドラッグAM1時方向で、任意点から「線・矩形」を選択、矩形仮表示の時、再度、左ドラッグAM1時方向で線の切替え選択ができます。
※線モードで仮表示の時、矩形、線属性(線種・線色)、、矩形モードで仮表示の時、線、円・円弧、線属性(線種・線色)など、仮表示の時はクロックメニューAM・PM24コマンドが選択可能。
クロックメニュー 左ドラッグAM1時
切替え選択は、左ドラッグ1時方向でクロックメニューに「線・矩形」モードが表示され、任意点からフリーな「線」を仮表示 ⇒ 再度、左ドラッグAM1時方向で ⇒ 任意点からフリーな「矩形」を仮表示 ⇒ 再度、左ドラッグAM1時で ⇒ 任意点からフリーな「線」を仮表示・・・・
(L)指示しなければ作図は実行されません。
AM9時、AUTOモード選択後は、左ドラッグ1時方向は、「線」表示になりAUTOモードに移行します。
②.線の傾き、水平・垂直、寸法、矩形(くけい)、15度毎、及びその他のメニューは、コントロールバーから選択できます。
③.記入選択後、(L)指示により直線、矩形は確定されます。
左ドラッグ中、マウス位置で(R)指示した場合、マウスの円回転により画面モードの全体、拡大、縮小、前倍率コマンドに移行します。
3. 「線・矩形」切替え選択 左ドラッグPM1時
左ドラッグAM1時実行中、クロックメニュー内にマウスカーソルを戻し「キャンセル」表示後、再度、マウスカーソルを1時方向に移行するとPM1時に切替わり、任意点から自由な「矩形」モードが仮表示されます。
コマンド実行を(L)指示しない限り、左右1時方向のAM・PMコマンド表示は以下のようになります。
AM1時方向で「線・矩形」モードで仮表示中、PM1時に移行した場合 ⇒ 任意点から自由な「矩形」を仮表示、(※ マウスの左ボタンを離しても、矩形は仮表示、(L)指示しない限り、作図は確定されません。)
再度、左ドラッグでAM1時方向に移行、任意点から自由な「矩形」を仮表示 ⇒ 再度、左ドラッグAM1時方向へ移行、任意点から自由な「線」を仮表示。(※ マウスの左ボタンを離しても、線は仮表示、(L)指示しない限り、作図は確定されません。)
再度、左ドラッグ1時方向に移行、クロックメニュー内にマウスカーソルを戻し「キャンセル」表示後、左ドラッグ1時方向に移行で、任意点から自由な「線」を仮表示。
4. 「水平・垂直線」 左ドラッグPM3時
左ドラッグAM1時で「線」を仮表示中、クロックメニュー内にマウスカーソルを戻し「キャンセル」表示後、PM3時に移行すると任意点から自由な「水平・垂直線」が仮表示されます。
水平・垂直線の仮表示中、クロックメニュー内にマウスカーソルを戻し「キャンセル」表示後、再度、PM3時に移行すると任意点から自由な「線」が仮表示されます。
左ドラッグPMで1時に移行した場合、任意点から自由な「矩形」を仮表示。
クロックメニュー 左ドラッグPM3時
5. 「水平・垂直線」から自由な線へ 左ドラッグPM3時
左ドラッグAM1時で任意点から水平・垂直線を仮表示。
左ドラッグPM3時実行で、自由な「線」へ移行。
作図例:
クロックメニュー 左ドラッグPM3時
6. 線上の任意点から垂直線 右ドラッグAM0時
線コマンド選択時。
線上の任意点から垂直線を作図したい時 ⇒ 線コマンドを選択 ⇒ 作図する線上で右ドラッグAM0時「鉛直・円周点」を実行。
作図例:
クロックメニュー 右ドラッグAM0時
7. 円周上任意点から垂直線 右ドラッグAM1時
線コマンド選択時。
円周上の任意点から垂直線を作図したい時 ⇒ 線コマンドを選択 ⇒ 作図する円周上で右ドラッグAM0時「鉛直・円周点」を実行。
作図例:
クロックメニュー 右ドラッグAM0時
8. 線の線色、線種 取得 左AM0時
線、矩形、円コマンド何れか選択時。
左ドラッグAM1時で線、矩形モードを実行中、左ドラッグAM0時を実行すると、線属性ダイアログを表示。
線属性ダイアログで線色、線種の変更ができます。
クロックメニュー 左ドラッグAM0時
9. ●---丸寸法線 左AM2時
線、矩形、円コマンド何れか選択時。
左ドラッグAM1時実行中、コントロールバーの丸及び矢印寸法線にチェック選択が無いとき、左ドラッグAM2時を実行すると、●---丸寸法線を作図。
丸寸法の種類は、コントロールバーの●---(左側寸法線)を(L)指示すると、---●(右側丸寸法線) ⇒ ●--●(両端丸寸法線)に変わります。
コントロールバーの寸法値をチェック選択すると寸法値も作図されます。
(L)指示確定後、丸寸法線は作図されます。
作図例:
クロックメニュー 左ドラッグAM2時
10. <--矢印寸法線 左AM3時
線、矩形、円コマンド何れか選択時。
左ドラッグAM1時実行中、コントロールバーの丸及び矢印寸法線にチェック選択が無いとき、左ドラッグAM3時を実行すると、<---矢印寸法線を作図。
矢印の種類は、コントロールバーの<---(左側矢印寸法線)を(L)指示すると、--->(右側矢印寸法線) ⇒ <-->(両端矢印寸法線)に変わります。
コントロールバーの寸法値をチェック選択すると寸法値も作図されます。
(L)指示確定後、矢印寸法線は作図されます。
作図例:
クロックメニュー 左ドラッグAM3時
11. 寸法値を記入 左AM4時
線、矩形、円コマンド何れか選択時。
左ドラッグAM1時実行中、コントロールバーの寸法値にチェック選択が無いとき、左ドラッグAM4時で線の寸法値が取得できます。
寸法値の文字種類は寸法設定(M)の文字種類、寸法設定(M)の文字種類は、基本設定(S)の文字の文字種。
文字フォントは、寸法設定(M)で選択された文字フォント。
コントロールバーの矢印寸法線、丸寸法線の何れかをチェック選択、作図できます。(※図⑤)
クロックメニュー 左ドラッグAM4時
12. 線角度15度毎 左PM2時
線、矩形、円コマンド何れか選択時。
左ドラッグAM1時実行中、コントロールバーの15度毎にチェック選択が無いとき、左ドラッグPM2時実行で15度毎取得ができ、水平線を線角度15度毎に仮表示、360゜及び-360゜マウスで回転できます。(※図⑥)
コントロールバーの15度毎がチェック選択になります。
クロックメニュー 左ドラッグPM2時
13. 線上の中点から作図 右AM3時
線コマンド選択時。
線上で右ドラッグAM3時実行、線上の中点から円の中心点及び、free点、reed点(端点、交点、仮点、実点)に線を作図。(※図⑦)
作図例:
クロックメニュー 右ドラッグAM3時
矩形コマンド選択時。
線上で右ドラッグAM3時実行、線上の中点から矩形の一角を基準に矩形を作図。
コントロ-ルバーより、矩形の水平・垂直、傾き、寸法、ソリッド矩形、多重矩形が選択できます。
円コマンド選択時。
線上で右ドラッグAM3時実行、線上の中点を円の中心としてを円を作図。
コントロ-ルバーより、円弧、半径、扁平率、多重円が選択できます。
13. 線上点から作図 右AM9時
線コマンド選択時。
線モード実行中、右ドラッグAM9で、線、矩形の線上点から線、矩形の線上点、free点、reed点(端点、交点、中心点、仮点、実点)に線を作図。
作図例:
クロックメニュー 右ドラッグAM9時